800年ぶりに浄土宗へ~浄土宗「源智上人ゆかりの重文・阿弥陀如来立像」~

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800年ぶりに浄土宗へ~浄土宗「源智上人ゆかりの重文・阿弥陀如来立像」~

800年ぶりに浄土宗へ~浄土宗「源智上人ゆかりの重文・阿弥陀如来立像」~

宗教法人浄土宗 (浄土宗宗務庁:京都府京都市東山区) が1日、高野山真言宗・玉桂寺 [ぎょっけいじ] (滋賀県甲賀市信楽町勅旨891) 所蔵の源智上人 (浄土宗総本山知恩院第2世) ゆかりの木造阿弥陀如来立像 (重要文化財) を有償で浄土宗へ譲渡されたことが発表されました。

来年 (2011年) の法然800年忌を前に、玉桂寺から有償で譲り受けたもの。譲渡額は1億8000万円とされ、当面は佛教大学の宗教文化ミュージアムで保管・研究され、2011年3月に京都国立博物館で開催されるの「法然展」に出展されるそうです。なお、現時点で今後寺院に安置するか、博物館等に寄託するかは決められていないようです。

木造阿弥陀如来立像は、1974年 (昭和49年) に文化庁が実施した「文化財集中地区特別総合調査」によって玉桂寺の地蔵堂で発見されました。その後、1979年 (昭和54年) に京都国立博物館で解体・調査され、膨大な文書が胎内納入品として取り出されました。納入品を調べた結果、法然上人の弟子であった源智上人が、法然上人の一周忌にその恩徳に報いるために造立した像であることが、造立願文 (1212年 (建暦2年)) から判明しました。そのほか、全国の同志に呼びかけ、後白河法皇、後鳥羽上皇、平清盛、源頼朝などを含む約5万人の姓名が記された結縁交名も納められていました。1981年 (昭和56年)、木造阿弥陀如来立像は国の重要文化財に指定されています。

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