
茎を有効活用!~京都府立茶業研究所「テアニン抽出法を発見」~
京都府立茶業研究所 (京都府宇治市) は26日、お茶の旨みの主成分「テアニン」に関係する被覆・機能性・利用加工等の試験課題を紹介しました。
「テアニン」は、植物の中でも茶の木とごく近縁種、ニセイロガワリにしか見つかっていないアミノ酸で、茶のうまみ成分の1つであり、特に上級のお茶に多く含まれています。同研究所の酒戸弥二郎氏が1950年に発見したもので、特に茎の部分に多く含まれています。様々な効果が臨床試験によって確認されており、リラックス効果や抗ストレスについて認められているほか、睡眠の質を改善するとされています。
現在の利用方法としては、ガムやキャンディー、ゼリー、アイスクリームなどの菓子類のほか、清涼飲料水やサプリメントなどに利用されているほか、様々な食品の苦みやえぐみを抑えるための風味改善にも利用されています。
てん茶は、抹茶の原料となる葉と、多くがほうじ茶の原料となる茎に別れます。これまでは、製造過程で行われる加熱処理で、テアニンが変質してしまいました。今回、同研究所では茎にテアニンを残しながら加熱処理をする方法を発見したことを発表。これにより、茶風味のパンやクッキーを作ることができるとしています。
2008年 (平成20年) の京都府の茶生産面積は全国7位、荒茶生産量は全国5位、てん茶の生産トン数は全国1位です。







