
妖怪の画像が検索可能!~国際日本文化研究センター「怪奇・妖怪画像データベースを公開」~
国際日本文化研究センター (京都市西京区) は16日、絵巻物などの絵画資料に描かれた妖怪の画像を収録した「怪異・妖怪画像データベース」を無料でインターネット上に公開しました。
科学研究費等を得て行なってきた怪異・妖怪文化研究の一環として、民間で語られた怪異・妖怪に関する伝承を集積した「怪異・妖怪伝承データベース」を作成・公開されたものを、新たに科研費や所内経費を得て補完したもの。
データベースには同センター所蔵絵画資料100点から1826点 (2010年6月時点) の画像データを作成し、解説を付けたものが登録されています。鬼などの有名なものから無名なものまで扱われています。日本の妖怪が対象のため、ドラキュラなどの海外のものは未登録。
データベース自体、トップページは作り込まれて興味をそそられます。ただし、一般人向けのデータベースではなく学術向けのためか使い勝手は良いとは言えず、一覧を眺めて画像を選択するなどの機能はなく、単純に単語を検索してヒットしたものを検索結果として返す機能のみ。
また、葛飾北斎の北斎漫画や、佐脇嵩之の百怪図巻などの有名な妖怪絵画は登録されていません。
視点は非常に面白く、こんな日本の民族・文化研究がされているのか、と感心するとともに、子どもの頃怖かった妖怪の画像が検索できるのは面白く、日本文化の一つとして研究された成果として賞賛されるものではないでしょうか。
しかし、研究費は独立行政法人・日本学術振興会の科学研究費補助金 (通称・科研費) から出ており、2003年から2006年の4年間にわたって交付された総額4758万円におよぶ研究費を使用しての主要な成果の一つと位置付けられていますが、前述の有名な妖怪絵画さえ含まれていないなど、たった2000件弱の登録数では少しお粗末では・・・
怪奇・妖怪画像データベース:http://www.nichibun.ac.jp/YoukaiGazouMenu/ (2010年6月17日現在、アクセス過多につき接続困難)






