
一色氏の城で新発見~京都府埋蔵文化財調査研究センター「中山城跡で曲輪遺構発見」~
財団法人・京都府埋蔵文化財調査研究センター (京都府向日市) は12日、室町時代には室町幕府の四職(赤松氏・一色氏・京極氏・山名氏)の一つに数えられた丹後国を地盤とする一色 [いっしき] 氏の城と考えられる「中山城跡」(舞鶴市)で城郭の最重要施設である曲輪(郭) [くるわ] が発見され、28日(土曜日)に現地説明会が開催されます。
中山城跡の発掘調査は、府道・西神崎上東線の道路改良工事に伴うもので、京都府土木建築部の依頼を受けて実施されたもの。
中山城は、戦国時代に由良川右岸沿いの標高40~60mの丘陵地にあった丹後・若狭などを拠点とした大名・一色氏のものと考えられる山城です。
調査の結果、南北600m、東西100mの丘陵高所に、5箇所の曲輪が設けられ、階段状に3段にわたって曲輪が配置されていました。また、斜面は45度の急斜面に山を削って防御を固めていたことも判明。
そのほか、出土した土器などにより、戦国時代の山城であることが確認されました。不確かであった築城時期や曲輪の構造が発掘調査で確認されるのは初めて。
現地説明会は、8月28日(土曜日)10:30からで、小雨決行。
TEL 090-8206-8172 (担当者:伊野)






