京都三大祭り

京都三大祭り

京都三大祭りとは

京都三大祭り [きょうとさんだいまつり] とは、京都府京都市内で行われる次の3つのお祭りのことです。

  • 葵祭
  • 祇園祭
  • 時代祭

葵祭

葵祭の概要

京都三大祭り:葵祭

京都三大祭り:葵祭 (kazu氏撮影)

葵祭 [あおいまつり] とは、正式には賀茂祭 [かもまつり] で、賀茂別雷神社 (上賀茂神社) と賀茂御祖神社 (下賀茂神社) で5月15日に行われる祭りです。

石清水八幡宮 (八幡市)、春日大社 (奈良県) の春日祭とともに、三勅祭の一つにも数えられます。

葵の花を飾った平安時代の装束をまとった行列が有名。毎年、斎王代 [さいおうだい] が決定するとニュースとなりますが、祭りの主役は勅使代です。

葵祭の歴史

「賀茂縁起」によると、6世紀の欽明天皇の時代に祭事を行ったことが賀茂祭の起こりとされる、長い伝統を持つ祭です。

葵祭の祭儀

流鏑馬神事

流鏑馬神事 [やぶさめしんじ] が最もよく知られている前儀。糺の森 [ただすのもり] にある全長約500メートルの馬場を、公家装束や狩り装束の射手が馬上より3つの的を射抜くもの。

457年に行われた記録が日本書紀にあり、古い歴史を持ちます。

斎王代禊の儀

斎王代禊の儀 [さいおうだい・みそぎのぎ] が5月4日に行われます。

斎王代と女人たちが、御手洗池 [みたらしいけ] に手を浸して清めるもので、賀茂別雷神社 (上賀茂神社) と賀茂御祖神社 (下賀茂神社) を隔年交替で行われます。

祇園祭

祇園祭の概要

京都三大祭り:祇園祭

京都三大祭り:祇園祭 (kazu氏撮影)

祇園祭 [ぎおんまつり] とは、7月に行われる八坂神社の祭りです。

天神祭 (大阪府) と山王祭 (東京都) と並んで、日本三大祭りの一つに数えられます。また、高山祭 (岐阜県高山市)、秩父夜祭 (埼玉県秩父市) とともに、日本三大曳山祭の一つであり、高山祭 (岐阜県高山市)、長浜曳山祭 (滋賀県長浜市) とともに、日本三大山車祭の一つにも数えられる、日本を代表する祭です。

7月を通じて行われる長い祭りですが、神輿渡御、山鉾巡行や宵山などが祭の中心となります。

祇園祭の歴史

869年に神輿3基を送り牛頭天王を祀り、御霊会を行ったのがその起源とされます。970年より、応仁の乱や第二次世界大戦を除いて、現在のように毎年行われるようになりました。

1962年 (昭和37年) に山鉾29基が重要有形民俗文化財に指定、1979年 (昭和54年) に「京都祇園祭の山鉾行事」が重要無形民俗文化財に指定、2009年 (平成21年) にユネスコより「京都祇園祭の山鉾行事」が無形文化遺産に登録されました。

祇園祭の祭儀

くじ取り式

山鉾巡行の順番を決めるもので、室町時代から競争を避けるために行われるようになりました。

ただし、先頭の長刀鉾、5番目の函谷鉾や最後の南観音山は「くじ取らず」と呼ばれ、あらかじめ順序が決まっています。

宵山・山鉾巡行

長刀鉾を先頭に午前9時に四条烏丸を出発し、午前中から昼過ぎにかけてコースを回ります。

辻回しと呼ばれる鉾の交差点での方向転換がよく知られています。鉾の車輪は方向転換が不可能なため、路面に青竹を敷き水をかけ滑らして向きを90度変更するもの。

時代祭

時代祭の概要

京都三大祭り:時代祭

京都三大祭り:時代祭 (kyoto-design.jp撮影)

時代祭 [じだいまつり] とは、10月中旬から下旬にかけて平安神宮で行われる祭りです。

延暦時代から鎌倉、室町、江戸時代を経て、明治維新の時代にかけて、7つの時代、18の行列でそれぞれの時代を再現した衣装などを身につけた人々で行われます。

正午に京都御所を出発し、京都の中心部を経て平安神宮に至る約4.5キロメートルを練り歩きます。

時代祭の歴史

葵祭や祇園祭と比べると歴史は浅く、平安神宮が創建された1895年 (明治28年) 以降のもの。

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